酒好き夫婦のほんわかブログ

このブログはわいら仲良し夫婦の日常を綴ったほんわかできそうなブログです

🍺行きつけの居酒屋でツルツルおばさんに遭遇した話

 


夫) 今日の晩御飯何にする〜?

妻) う〜ん!いつもの居酒屋でもいぐ?

夫) うん!いぐいぐ〜オラ居酒屋さ〜いぐで!

妻) やた〜〜!いぐいぐいぐいぐ〜❗️

 

 

 

既に夜の8時をまわっていたが、

家から10分程のよく行く居酒屋へ足を運んだ。

 

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ちなみに、わいら夫婦は子供が居ないので

休みの日は2人で居酒屋へよく行きます。


というか、共通の趣味があまりない中での

唯一の趣味がお酒🍶なのです。


お互いに、決してお酒が強い訳ではありませんが

居酒屋の雰囲気そのものが好きなので

夫婦活動の中でも1位、2位を争うくらいの趣味だと言えます。

 

夫→ハイボール以外は何でも呑める

妻→主にビールと日本酒で他はあまり呑めない

 

おっと、わいら夫婦の呑みスタンスの話は

このくらいにしておこう。。。

 

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店内に入ると、夜9時前だというのに

そこそこ賑わっていた。


わいらはいつものカウンター席に座ることにした。

 

生ビールを店員さんのおもてなしと同時に注文して

いつもの肴も

続けて注文した。


(一人生ビール2杯ずつ、肴は二人で3品注文するのが、

この店での、わいら夫婦の暗黙の了解事項である)

 


夫婦) やはり、この場所は居心地がいい!(*´-`)

 

 

良い気分で呑んでいたわいら夫婦だが、

ここで店内をよく見渡すと、

常連さんであろう熟年夫婦がいた。

(実際の関係性は不明だが、熟年夫婦の設定でおねしゃす!!)

 

わいらも過去に何回か見た事があるが

それにしても、相変わらずテンションが高い❗️❗️

そして、基本的にうるさいので

とても目立っている。

 

わいは、いつものクセで

その熟年夫婦を何度もチラチラ見て

観察をしていた。


このクセについては

いつも妻に「みっともないからやめなさい」とまるで我が子を叱るかのように注意されている。

 

夫) だって気になるんだもん!

 子どもじゃないからひとりでできるもん!

プンプン( *`ω´)!!


妻) ・・・・・。(いつものフル無視、キマッタァァァァアアァアーーーーーーーー!!)

 


熟年夫婦のテーブルには

チューハイであろうお酒と

なぜかスポーツ新聞が一面に広げられていた。


どうやら、競馬の話で熱く盛り上がっているようだ。


(熟年夫婦の夫の方、略して)熟夫は

興奮しすぎて、テーブルに身を乗り出して(熟年夫婦の妻の方、略して)熟妻と真剣に語り合っている。

 

まるで、ここが我が家でもあるかのように

熟年夫婦は周りを一切気にする事なく

自分達の世界に浸っていた!

(とても酔っている様子だ。)

 

そしてツルツル事件は起こった!


わいら夫婦がいつものメニューをたいらげて

そろそろお会計でもしようかと思っていた、

まさにその時である。

 

秒のタイミングで

熟年夫婦が若い店員を呼び出し

お会計をお願いしたのだ。

 


夫) くそっ!先にやられた!ww

妻) チッ。あそこが終わってから会計しよう。

 


わいらは少し落胆しながら

熟年夫婦の会計が終わるのを待った。

 


若い店員さんは

熟年夫婦のもとへ、すぐさま伝票を持っていった。

 

店員) 2,100円になります!

 

わいら夫婦) 安っ❗️❗️www

あれだけ酔っ払ってて全然飲んでまへんやんww

 


わいら夫婦は会計の値段に驚愕した。

多分、一人 1、2杯しか飲んでない。

それなのにあんなに盛り上がっていたのか!

1、2杯じゃ絶対に酔えないわいらが

少し、小さく見えた。


それにしても、熟年夫婦は

お会計をお願いしたにも関わらず

一向に支払うそぶりを見せようとしない。

 


挙げ句の果てに、熟妻が若い店員さんに絡みだしたのだ❗️


若い店員さんの心の声。。。

(また始まった!早く帰って、、、)

 

熟妻) あなた、髪切った?

店員) ちょっと横を刈って、オシャレ坊主風にしました!

熟妻) あら、そうなの! 似合ってるねー

熟夫) 俺もその髪型にしようかな?

熟妻) あなた薄毛なんだからやめて!

熟夫) じゃあ、いっそのこと丸坊主にしよか?


店内に響き渡る声で熟妻が言った。

 

熟妻) わたし、ツルツルはいや〜〜xxxxxxxwwwwwwwwwwwwwwwwwww ハゲは我慢できるけど、ツルツルはいや〜ーーーwww

 

なんと熟妻が

異様にツルツルイヤアピールをしだしたのだ!


しかもその勢いは止むことなく

ツルツルを何回も連発している!


そんなことどうでもいいから早くお会計を済ませてほしいと

わいらは願っていた。


しかし、会話はますますヒートアップしてきている。


しびれを切らした妻が

店員に見えるくらいの大きなそぶりで財布を取り出し、

店員に聞こえるぐらいに小銭をジャラジャラさせた。

 


空気を読んだ店員がこちらを向いたところで

妻がすかさず「お会計お願いします!」と叫んだ。


熟年夫婦はと言うと、

盛り上がりすぎて

全くこちらの様子に気づいていなかった。

 

わいらは、お会計を済ませ店を後にした。

 


いくら常連さんとはいえ、

いい年こいてマナーが悪すぎではないかと思ったが

わいら夫婦はそういう居酒屋ならではの雰囲気をアテにお酒を飲むのが好きなので

然程怒りは込み上げなかった。


店を出て、わいら夫婦は

あの熟夫がツルツルにならないようにお祈りをしたのであった!

(おしまい)